経済協定は貿易においてどのような影響を与えるか?
世界の経済には様々な国の間での貿易がかなり大きな影響を与えています。その貿易は、様々な関税や制度によって制限されているのですが、一部の国の間では経済協定が結ばれ、そのような制限を緩和することによって貿易を活発化させています。この経済協定が、世界の貿易においてかなり大きな役割を持っています。経済協定がどのようなものなのか、その影響はどれほどのものなのか、簡単に解説していきたいと思います。
経済協定の種類
代表的な経済協定、連携などを紹介していきます。まずFTA(自由貿易協定)とは、その名の通り協定を結んだ国同士で自由貿易をするという協定です。関税や国内産業の保護制度が緩和され、貿易が活発になります。二国間で結ばれることが多いのですが、NAFTA(北米自由貿易協定)のように多国間で結ばれるものもあります。
FTAと似たようなものに、EPA(経済連携協定)というものがあります。FTAとの違いは、貿易の自由化だけでなく、積極的な経済協力もすることです。ただ最近のFTAでは経済協力もする場合があるので、あまり違いはないと言えるでしょう。
多国間で経済的なつながりを強めるようなものもあります。例えばASEAN(東南アジア諸国連合)や、EU(欧州連合)などです。これらは様々な面での連携がなされるものですが、その中には経済的な連携も含まれます。一つの国では大国に勝てなくても、いくつかの国が協力することで対抗しようというのが目的です。
影響について
経済協定を結ぶことで、様々な影響がもたらされます。一番良いのは、二国間で貿易が盛んになって経済的に成長することですが、輸出が一方的になって経済が悪化する国が出てくる場合もあります。さらに考慮しなければならないのが、経済協定を結んでいない国は実質経済的にしめだされた形になるので、悪い影響を受けることが多いことです。このような協定を結んでいくことが良いことなのかどうか、今一度考える必要がありそうです。